2020.01.14

寝る子は育つ!発毛と睡眠の深い関係

「寝る子は育つ」と昔から言いますが、大人になっても睡眠時間は大切です。

残念ながら子供のような活発な細胞分裂はしてくれないので、さすがに寝ても身長は伸びません。でも、育つというのは「毛が育つ」という意味もあります!!

では、「毛が育つ」睡眠とはどんなものでしょうか!?

それには自律神経が関わっています。

自律神経というのは、自分の力ではどうにもコントロールができませんが、24時間心身のバランスを保つために働いてくれています。

緊張状態だったり、ストレスがかかったり、日中の起きている時間はだいたい「交感神経」が優位に立ち、リラックスしている時や寝ている時には「副交感神経」が優位に立ち、この二つがバランスよく交互に働き、スムーズにスイッチが切り替わっているのが良い状態と言われています。

「自律神経が乱れている」とよく言いますが、この交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなると体には様々な不調が出て来ます。

血管が収縮して血行が悪くなる
胃酸が過剰に分泌されて、胸やけや胃痛など臓器のトラブル
不安や緊張が高まり頭痛・肩こりなどの症状

寒いとさらに縮こまってしまって、身体が冷えて血流が悪くなるからイライラする・・・などなど。

となると、「毛」にも当然影響が出て来るのは当然ですよね。

そんな大切な自律神経を整えたくてもスイッチひとつで、「副交感神経に切り替えたらいいんでしょ?」とできないのが残念です。

だからこそ、いかに自律神経をうまく働かせて「質の高い睡眠」を確保出来るか・・・が課題となります。

髪の毛の成長も全て細胞分裂です。ただ、起きている時は忙しすぎて、細胞も修復まで手が回りません。寝ている時が、修復のチャンス!寝ている間に行われる「成長」「修復」作業は非常に大切なのです。

その為に、スグ出来る事。

その1.寝る前にスマホを見ないこと。
LINEの通知が光ったら、ついついスマホを見てしまいますよね。だからこそ、できるだけスマホをベッドから遠ざけて置く。そして、きちんとスリープモードにしておく。そして、ベッドに入って寝るようにするのが理想的です。

最近は、寝る前だけでなく、1日中スマホなどの液晶画面を見ている方がほとんどだと思いますが、実はそのスマホやTVからの光には睡眠の質を下げる原因が含まれている上に、直前まで目や脳がフルで動いていることで、スイッチがうまく切り替わらずに眠りにくくなります。

目で見ているだけと思っても、脳が全て処理しています。耳も使ってますよね。膨大な情報処理が行われているので、交感神経が優位に立っており、そこから副交感神経へとスイッチを切り替えるのは難しいんです。

その2.温める
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのが一番手軽ですよね。身体全体が温まると、副交感神経が優位になりやすいです。リラックス効果も高くてなおよしです。

シャワーだけという方は、ぜひゆっくり湯船につかってみてください。

特に、スマホに関しては、四六時中見ていることも多いですし、思い当たる方がほとんどではないかと思います。

自分で切り替えができないからこそ、脳や身体をしっかり休める環境を作ってあげることが、睡眠の質を高めることに繋がっているのと同時に、実は「髪の毛」が元気に育つことに繋がっています。

最近ゆっくり寝てないな・・・
目覚めが悪いな・・・
抜け毛気になるな・・・

という方は特に、睡眠の質を上げる為に少しでも睡眠前に工夫してみましょう!